ポケットwifiのエリアから外れている
ポケットwifiはコードレスで室内だけではなく、外出先でもインターネットが使える便利なルーターです。
1台あればデータ通信が可能ですが、突然圏外になって通信できないこともあります。
圏外になる原因として挙げられるのが、エリア外になっている可能性があります。
ポケットwifiの回線はプロバイダによって使えるエリアが限定されているので、エリアから外れると圏外になってしまうのです。
エリア内であっても、境界付近や開けた場所、高地では遠方補足と呼ばれる遠くの基地局から発信される電波を受信する現象があり、弱い電波なので受信できない場合もあります。
通信方式によって使えるエリアが変わるので、通信モードにも注意しましょう。
エリアに外れた場合は、対応エリアに戻ることで圏内に戻ります。
ポケットwifi本体や通信している端末の不具合
エリア内なのにポケットwifiが圏外になる場合、ポケットwifi本体か通信している端末に問題が生じている可能性があります。
例えば、インターネットの住所に当てはまるIPアドレスは自動で割り当てられますが、IPアドレスの競合によって通信ができない場合があり、その場合は再起動で解決可能です。
ただし、会社などが提供する固定IPアドレスを使用している端末の場合、管理画面から設定する必要があります。
パソコンで接続する場合、無線LANチャンネルなどの設定変更で圏外になることが多く、設定を戻すことで解消できるでしょう。
パソコン対応の無線LAN規格でSSIDが認識されない場合はUSBケーブルでポケットwifiと接続、もしくはポケットwifiのリセットが必要です。
スマホ、タブレット、パソコンでは機内モードが搭載されており、飛行機などで通信を制限できますが、それが誤作動でONになっている可能性も考えられます。
ポケットwifiにも機内モードや通信を制限する機能が搭載されていることがあるので、間違って設定をONにしていないか確認してください。
他にもポケットwifiの画面が正しく表示されないなどの不具合があれば、再起動でリフレッシュさせると正常に作動することが多いです。
再起動や通信端末の設定に問題がなく、圏外が直らない場合はポケットwifiの故障が考えられるので、修理に出すか新しい機種を購入しましょう。
プロバイダや基地局の影響による圏外
ポケットwifiが圏外になる原因はエリアや本体、設定以外に、サービスを提供しているプロバイダや基地局の電波障害、ネットワーク障害によって発生することがあります。
対象エリアの基地局でトラブルが起きる、もしくはメンテナンスが始まると電波の供給が止まってしまうため、電波が受信されなくなるのです。
都市部では複数の基地局がありますが、エリアによっては基地局が少なくなり、トラブルやメンテナンスの影響を受けやすいと言えます。
また、高圧電線の近くは通信妨害に合いやすいため、スムーズに通信できない場合もあるでしょう。
他には電波ではなく、ネットワーク自体に障害が発生し、インターネットが使えないこともあります。
サービスの提供側やネットワーク障害の場合は自分で対応できないため、この場合は待つことでしか解決の道はないでしょう。
各プロバイダではメンテナンス状況や通信障害に関する情報を公式サイトで公開している可能性があるので、定期的に確認することをオススメします。
通信障害が頻繁に発生する場合は、別のプロバイダに乗り換えることも検討してみましょう。