セキュリティキーの必要性

ポケットwifiを利用してインターネットを楽しむには、セキュリティキーの入力が必須となります。

文字列が長いため自分で覚えておくことは難しく、紙などに書いてもなくしてしまえばセキュリティ面に大きな不安もあるので避けた方が安心でしょう。
新しいスマートフォンを購入した時や知人にネット回線を貸したい時には、セキュリティキーがわからないと困ってしまいます。

そもそもインターネットに接続するためには、最初にネットワーク名とセキュリティキーの入力が必要になります。

セキュリティキーはパスワードとなり、wifiを利用してインターネット接続するためには必須となるのです。

目的としては、第三者に勝手にwifiを使用されないためのセキュリティ対策となります。

設定をするにあたっては入力が面倒に感じる人も多く、設定はいらないのではないかと不満に感じることも多いです。

しかし、自分以外の人にセキュリティキーを知られた場合には、インターネットを自由に接続されることとなり、通信料がかさむだけではなく不法行為に使用されることも考えられるのです。

こういったトラブルを未然に防ぐためにセキュリティキーが設定されているのです。

セキュリティキーはどこで確認できる?

インターネットに接続したいのにセキュリティキーが記載されている場所がわからない場合、確認は簡単に行うことができます。

ですが、端末によって確認方法が違うので気を付けましょう。

まず、ポケットwifiの本体を確認してみましょう。

端末の裏側にSSIDとセキュリティキーが記載されている場合もあります。
中にはバッテリーを外さないと確認できないものもあるので、端末の見える位置に記載がなければ確認してみてください。

また、端末を購入したときに入っていた箱の中にシールが同梱されている場合もあります。
無線LAN初期設定シールなどと記載されている白いシールがあれば、セキュリティキーの記載があるので確認しておきましょう。

端末によってはディスプレイがあるポケットwifiも存在します。
504HWや301HWなどがそうでしょう。
セキュリティキーの確認方法は、ホーム画面にある「SSID」をタップするだけなので簡単に確認することができます。

シールをなくしたり、画面の操作ができない場合など、どうしても確認できないときには、ポケットwifiを購入したキャリアに問い合わせることで詳しい方法を教えてくれるので、電話で確認してみましょう。

セキュリティキーは変更することも可能

セキュリティキーを書いた紙をなくしてしまったときや、誰かに見られた可能性があるときには、セキュリティキーを変更することができます。

端末によって設定方法に違いがあり、指定できる文字列に決まりがある場合もあるので、マニュアルを見て確認してみましょう。
その際には、認証方式や暗号化方式が出てきますが、選ぶ項目によってセキュリティに大きな違いがあるので気を付けましょう。

暗号化方式が、「WEP」であると解読されやすい傾向にあるのでセキュリティ性が低いことが挙げられます。「WPA」は、TKIPとも言われWEPの欠点を改良した方式なので解読は難しいとされます。

「WPA2」は、最新の暗号化方式となるので解読された例がなく、安全性が高いと言えます。
解読することが難しい暗号化方式に変更することで、セキュリティ対策を有効にすることができるでしょう。

また、ネットワーク名を変更したりMACアドレスフィルタリングを利用することで、セキュリティを強化することが可能になるので、セキュリティキーを変更する際に同時に行うのもおすすめです。